ダイヤモンドはどう出来る?黒鉛との分岐点は〔科学で解明〕
ダイヤモンドと黒鉛は同じ炭素からできている物質なのに、なぜさまざまな性質の違いが存在しているのでしょうか。
その違いを考えていくためには、どうやってできるのかという点を整理していくことが大切です。
実際にどうやってできるか考えるポイントが、原子の結合の仕方です。
例えば黒鉛は結合するときに、3つの手を使うため平面上の物質になります。
平面上の結合なので、黒鉛は簡単に文字がかけて、電気も流すことができます。
一方でダイヤモンドの場合は、4本の手を使って強固な結合を作っています。
立体的に強固な結合をつくることで、非常に硬く電気を通す隙間もない構造になっています。
構造の仕組みを図で理解しながら、ダイヤモンドと黒鉛の分岐点を考えていきましょう。